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鍼灸のやさしい刺激が脳と自律神経に届く仕組み

なんとなくだるい、眠りが浅い、肩こりや頭痛が続く…。
そんなときに関わっているのが「自律神経の乱れ」です。
自律神経は自分の意志ではコントロールできない体の働きを司り、
呼吸・血圧・心拍・消化などをバランスよく整えています。
しかし、ストレスや気候の変化、加齢による体の変化などで、このバランスは崩れやすくなります。
では、鍼灸はなぜ自律神経の乱れに効果があるといわれるのでしょうか?
その理由のひとつが「鍼やお灸の刺激が脳に情報を伝える」ことです。
鍼やお灸をすると、皮膚や筋肉にごくやさしい刺激が加わります。
この刺激は神経を通じて脊髄を経由し、最終的に脳の中枢へと伝わります。
特に大切なのは「脳幹」と呼ばれる部分で、自律神経を調整する司令塔のような役割をしています。
たとえば、肩や首の緊張に鍼をすると、その刺激は「今ここに余計な緊張がある」という情報として脳へ届きます。
すると脳は交感神経(緊張モード)と副交感神経(リラックスモード)のバランスを調整し、
「筋肉をゆるめて血流をよくしよう」と働きかけてくれるのです。
この仕組みは呼吸や睡眠にもつながります。
鍼灸によって副交感神経が優位になると、呼吸は自然に深くなり、体温や心拍数も落ち着いてきます。
その結果「なんだか安心する」「眠りやすくなった」という感覚につながりやすいのです。
東洋医学的には、ツボへの刺激が「気血の巡りを整える」と表現されます。
西洋医学的には「神経から脳へ伝達が行われ、自律神経のバランスが取れる」と説明できます。
表現は違っても、どちらも「体に必要なメッセージを伝え、バランスを整える」という点では共通しているのです。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂では、このような仕組みをふまえて、お一人おひとりに合った施術を行っています。
眠りの不調や疲労感、自律神経の乱れにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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