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自分でおなか診断!~触り方と触る場所を知ろう~
皆様、こんにちは!
マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂のツユキミナです。
皆様は自分のおなかをしっかり触ったことがありますか?
当院はおなかのマッサージをしています。
おなかを触ってその方の調子がどうか?を判断していくことが沢山あります。
これを『腹診ふくしん』といいます。
東洋医学の中での診察方法で
おなかのどこが
硬いのか?柔らかいのか?
冷たいのか?熱いのか?
凹んでいるのか?出っ張っているのか?
色は黒ずんでいるのか?いないのか?などを
見て触って、確認し、その状態をみることで
その方が何に悩まれているのか?を
お話をおききしながら照らし合わせ、
判断していく材料としてみていきます。
そして、この腹診はご自分でもできるんです!
今日はまずどんな状態で行い、どんな触り方なのか?をお話してまいります。
そして、次回はお腹の状態によって考えられる体の状況を伝えていきます!
では、まいりましょう♪
◎まず、安心してリラックスできる場所でお腹の状態を見ていきましょう!
というのもそうでないとお腹の緊張などが入ってしまい、判断がしずらくなるからです。
ナチュラルな状態になれるところで行いましょう。
◎次に仰向けで寝て、手足を揺らして力を抜き、
2〜3回、ゆっくり呼吸をして、リラックスします。
この時、何か呼吸がしずらい、うまく息が吸えない、吐くのがつらいなど。
日によって違ってくることもあります。
その反応もお腹を見ていくうえで大切な判断要素になりますので、
少し意識して探ってみましょう。
◎呼吸が落ち着いたなと思ったら
早速触っていきますが、
出来たら、手を温かくして行いましょう。
というのも手が冷たいとそれだけでお腹はびっくりして緊張してしまうことがあるからです。
行う場所も暖かくして行うことで手も冷えにくいので
お部屋やお外でも適温で、心地の良い場所を選んでくださいね。
さぁ、これでおなかを触る準備はOKです!
◎次に触り方ですが、手の平の力を抜いて、優〜しく触っていきます。
これも力が入ってしまうとおなかは一気に緊張するので、気をつけながら、おなかを触ってみてください。
いきなり力をいれて触ろうとすると、不快に感じると思います。
ゆっくり、まずは皮膚表面をさすってみて、ご自分がどう思うのか?を感じてみてください。
それがわかったら、じんわりお腹の中に入っていき、
痛みや不快感などを感じたら無理に行わずに辞めてしまっても大丈夫です。
◎触るところは肋骨やおへその周り、股関節のところ、腰の近くまで、広く触ってみましょう。
その場所によってお体のどこに何か反応があるのかわかるからです。
以上、おなかの触り方、実際触る場所を伝えました。
◎出来る方は実際に素肌を触っていくのがベストですが、それが出来ない方は服の上からでも大丈夫です。
では次回からはどんな状態なのかを詳しくお話してまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!