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秋の乾燥から肺を守る、日々の養生法
皆様、こんにちは!
中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂です。
朝晩がひんやりとし、秋の空気を感じるようになってきましたね。
この季節に多いお悩みといえば、喉のイガイガや乾いた咳、お肌のカサつきなど。東洋医学では、秋は「乾燥の季節」とされ、呼吸をつかさどる「肺」に不調が出やすいと考えられているというお話を前回させていただきました。
今日はそんな肺を守るための、日々の養生法についてお話ししていきます。
◯肺を潤す「白い食材」
食べ物からの養生は、毎日取り入れやすい方法です。
特におすすめなのは「白い食材」。
大根、れんこん、梨、はちみつ、白きくらげなどは、肺を潤し、喉や肌の乾燥をやわらげる働きがあるとされています。たとえば、すりおろした大根にはちみつをかけた「大根はちみつ」は昔ながらの民間療法。咳や喉の不調のある方にぴったりです。
また、冷たいサラダよりも、温かいスープや煮物にして摂ると、胃腸への負担を減らしながら潤いを補えます。
◯身近にできるセルフケア
食事に加えて、生活の中でも工夫できることがあります。
1、加湿:エアコンや暖房で空気はさらに乾燥しがち。加湿器や濡れタオルを活用しましょう。
白湯をゆっくり飲む:体を内側から温めつつ、潤いを保ちます。冷たい飲み物よりおすすめです。
2、深呼吸ストレッチ:胸を広げて大きく息を吸い込み、ゆっくり吐くことで、横隔膜が動き、肺とともに胃腸の働きも整えられます。
3、胸まわりのマッサージ:鎖骨の下をやさしく撫でるようにほぐすと、呼吸が深まりやすくなります。
◯鍼灸でのサポート
それでも乾燥による咳や呼吸の浅さ、不眠などが続くときには、鍼灸が助けになります。ツボを使って自律神経を整えることで呼吸がしやすくなり、血流や免疫力のサポートにもつながります。特に季節の変わり目で体調を崩しやすい方におすすめです。
◯おわりに
秋は「収穫」の季節でもあり、心や体を落ち着けて冬に備える時期。ちょっとした食事の工夫やセルフケアが、肺を守り、元気に季節を乗り越える力になります。ぜひ今日から、取り入れてみてくださいね。
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中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4
第2チャイルドシティ107









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