ブログ
上を向くと詰まる首に。おうちでできる“後ろのつっぱり”リセットケア
前回は首の後ろのつっぱりがどこから来るのかについてお話をさせていただきました。
今回はそれを軽減させる首の後ろの筋肉をゆるめるセルフケアです。
首は、頭という“重たいボール”を支える繊細な柱。
その柱の根元が固くなってしまうと、上を向くたびにギシギシと動きが制限されてしまいます。
今日は、おうちで簡単にできるリセット方法を紹介しますね。
⸻
💡まずは「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」をつまんでほぐす
鏡を見ながら、首を少し横に向けてみてください。
耳の下から鎖骨の内側にかけて、うっすら浮き出る筋が見えると思います。
それが「胸鎖乳突筋」。
この筋肉は、首を回したり、上を向くときに支えてくれる大切な存在です。
ですが、デスクワークで前のめりが続くと、ここが硬くなって首の後ろを引っ張ってしまうのです。
👉 ケア方法:
• 片手で首を支え、もう片方の親指と人差し指で胸鎖乳突筋を軽くつまみます。
• 痛気持ちいいくらいの力で、下から上へゆっくりスライドさせてください。
• 片側30秒ほど、左右それぞれをケア。
まるで「重たいマフラーをふわっと外す」ような軽さが出てきます。
⸻
💡次に「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」を温めてゆるめる
首の詰まりのもう一つの原因が、頭の付け根にある“後頭下筋群”という小さな筋肉。
目の使いすぎやストレスでも緊張しやすく、
ここが固まると首の動きが鈍くなり、頭痛やめまいにもつながります。
👉 ケア方法:
• 蒸しタオルを首の後ろ(頭の付け根)に当てて2〜3分温めます。
• そのあと、指先で後頭部のくぼみをやさしく押します。
• 「あ〜そこそこ」と感じる場所を、小さく円を描くようにほぐしてみましょう。
温めることで筋肉が緩み、血流がじんわりと広がっていきます。
首の詰まりが取れて、上を向く動きがスムーズになりますよ。
⸻
💡仕上げに「肩甲骨まわし」で流れをつくる
首を支えているのは、実は肩や背中の筋肉です。
そこでおすすめなのが、肩甲骨を回す動き。
👉 方法:
• 背筋を伸ばして座り、両肩を耳に近づけるように上げます。
• そこから後ろへ大きく回し下ろす。
• ゆっくり5回ほど繰り返します。
肩甲骨を動かすことで、首の後ろまで血流が届きやすくなります。
「首だけを動かす」よりも、「背中ごとほぐす」イメージがポイントです。
⸻
🌿首の軽さは、“全身の調和”から
首の詰まり感は、そこだけの問題ではなく、
姿勢・肩・胸のバランスが崩れて起きていることがほとんどです。
セルフケアを続けてもなかなか取れない場合は、
筋肉の奥にある“深層のコリ”が原因のことも。
そんなときは鍼灸やマッサージで、一度リセットしてあげるのがおすすめです。
軽く上を向ける首は、気持ちまでスッと上向きにしてくれます🌿
⸻
📍中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4 第2チャイルドシティ107(中央林間駅から徒歩4分)









中央林間駅より徒歩4分

