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電車で咳をする人が増えてきた今こそ。首の後ろを温めて冬の風邪予防を
こんにちは。
今朝、電車に揺られていると、あちこちから聞こえてくる「コンコン」という咳の音。
気温が下がり、湿度も低くなる11月後半は、喉や気道が乾きやすく、風邪が広がりやすい季節です。
「まだ本格的な冬じゃないのに…」
そう思われる方も多いかもしれませんが、今の時期こそ身体が冷えに弱くなる“境目”。
今日は東洋医学の視点から、簡単にできる風邪予防をご紹介します。
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● 首の後ろ(大椎:だいつい)を温めると、風邪をひきにくくなる理由
東洋医学では、風邪は「風邪(ふうじゃ)」といって、
風(かぜ)・寒さが体の表面から入り込むことで発症すると考えます。
特に入りやすい場所が、
首の後ろ〈大椎(だいつい)〉というツボのあるポイント。
・冷えや風を受けやすい
・薄着だとすぐに温度が奪われる
・筋肉が緊張しやすくなる
そのため、大椎を冷やすと「ゾクッ」としたり、肩が重くなる方も少なくありません。
逆に、
ここを温めておくだけで、風邪の入り口を守る “バリア” が強くなる と言われています。
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● 咳が続くときに使える肩甲骨の間のツボ「風門(ふうもん)」
電車で咳をしている人が多い今、
ぜひ意識したいのが肩甲骨の内側あたりにある 風門(ふうもん) というツボ。
名前の通り、
“風の邪気の入り口(門)” とされる場所で、
・背中がゾクッとする
・喉がイガイガする
・咳が出始めた
という初期症状に効果が期待できます。
手が届きにくい場所ですが、
ホッカイロや温かいシャワーで背中を温めるだけでも大丈夫。
体がふっと軽くなる方も多いポイントです。
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● 簡単!今日からできる 温め習慣
□ マフラーやストールで首の後ろを守る
大椎が隠れるくらいの高さに巻くと◎。薄手でも効果があります。
□ ホッカイロは「肩甲骨の間」に
咳をしている人が多い電車の日は、風門をカバーするように貼ると予防に。
□ 寒い外から帰ったら“まず首と背中を温める”
ドライヤーの温風を20〜30cm離して当てるのも手軽です(低温やけどに注意)。
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● 中央林間で風邪をひきやすい方・背中がゾクッとしやすい方へ
当院 「中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂」 では、
季節の変わり目特有の
・背中のこわばり
・首肩の冷え
・呼吸の浅さ
などのケアも行っています。
鍼灸では大椎や風門まわりを丁寧に温めながら整えていくため、
「風邪をひきにくくなった」
「背中が冷えにくくなった」
と感じる方も多い施術です。
中央林間周辺で風邪予防・冷え対策をしたい方は、どうぞご相談くださいね。
やさしい施術で、この冬を健やかに過ごせる体づくりをお手伝いします。









中央林間駅より徒歩4分

