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11月に入り、朝晩の空気がぐっと冷たく感じられるようになりました。
日中との寒暖差が大きくなるこの時期は、体の「水のめぐり」が滞りやすく、
足のむくみや体の重だるさ、冷えなどを感じる方が増えてきます。
東洋医学では、体の中を流れる“水(すい)”の働きを「津液(しんえき)」と呼びます。
この津液は、血液とともに全身を潤し、体温を保ち、代謝を助ける大切な存在。
ところが冷えや疲れ、胃腸の弱りなどがあると、この流れが滞り、
水分がうまく循環しなくなって「むくみ」や「冷え」として現れてきます。
特に関係が深いのが「脾(ひ)=胃腸」と「腎(じん)=体の根っこを支える力」。
このふたつが弱ると、体の中の余分な水分が捌けず、
下半身の冷えや重だるさを引き起こしやすくなります。
今日はそんな「水のめぐり」を整えるためのツボを3つ、ご紹介します。
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🌿1️⃣ 三陰交(さんいんこう)
足首の内くるぶしから指4本分上にあるツボ。
冷えやむくみに悩む方の味方です。
女性の体のバランスを整える働きもあり、巡りを良くして温かい体づくりを助けます。
🌿2️⃣ 太谿(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間にあるツボ。
「腎」の働きを高め、体の奥から温める力をサポートしてくれます。
冷えが強い方や疲れやすい方におすすめです。
🌿3️⃣ 水分(すいぶん)
おへその少し上にあるツボ。
お腹の巡りを整え、体内の水分バランスを整える働きがあります。
お腹を温めながら、ゆっくり息を吐きつつ押すとより効果的です。
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ツボ押しのタイミングは、夜の入浴後など体が温まったときがおすすめ。
「1日頑張った自分の体にありがとう」と伝えるように、
優しく3〜5秒かけて押してみましょう。
また、白湯をゆっくり飲むことも、内側からの“流れ”を助けてくれます。
お腹がぽかぽかしてくるのを感じながら、少し深呼吸をするのも良いですね。
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冷えもむくみも、体からの小さなサイン。
今のうちに巡りを整えておくことで、冬を元気に過ごす準備ができます🍵
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂では、
鍼灸や按腹(お腹のマッサージ)で内側からの巡りを整え、
冷えにくく、軽やかな体づくりをサポートしています。
冷えやむくみでお悩みの方は、ぜひLINEからお気軽にご相談ください🌿
11/1、朝晩の空気がぐっと冷たくなり、季節はいよいよ冬の入り口。
「肩が重い」「腰がだるい」と感じていませんか?
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂にも、最近そんなお悩みで来院される方が増えてきました。
日中はまだ暖かいのに、夜は冷え込む――。
この気温差が、体にとって小さなストレスになります。
冷えることで筋肉がぎゅっとこわばり、血流が滞ってしまうため、肩や腰の重だるさが出やすくなるのです。
たとえるなら、肩や腰は「体の中の小さなカイロ」。
ここが冷えると全身のぬくもりまで逃げてしまい、疲れやすくなってしまいます。
ですので、秋冬のケアは“温める”ことが基本です。
おすすめの温めポイントをいくつかご紹介しますね。
肩の重さが気になる方は、肩甲骨の間を意識して温めてみましょう。
ホットタオルを背中に当てたり、お風呂の湯気を感じながら深呼吸をするだけでも血の巡りがよくなります。
腰のだるさが出やすい方は、おしりの上(仙骨まわり)を温めるのが◎。
ここは冷えやすい部分で、血流がよくなると脚のむくみ予防にもつながります。
実際温めてみると、足の方までじんわりと温もりを感じ、心地よい眠気に誘われます。
さらに、お腹を温めるのも忘れずに。
カイロを下腹部に貼ったり、寝る前にお腹を手でやさしくさすることで、体の芯がぽかぽかしてきます。
冷えを感じたら、その瞬間がケアのはじめどき。
体を温めて血流を整えることで、自然と肩や腰の重だるさもやわらいできます。
それでも「冷えがとれにくい」「肩や腰がずっと重い」と感じるときは、
中央林間の鍼灸やマッサージで全身の巡りを整えるケアをおすすめします。
つゆき按腹堂では、お一人おひとりの体調や生活リズムに合わせて、
やさしく血流を促し、冷えの根本から整えていく施術を行っています。
日常の疲れをその日のうちに手放して、秋から冬へ、心地よく過ごしていきましょう!

皆様、ハッピーハロウィン!
少し前から街のあちこちでハロウィンのカボチャを見かけておりましたね。
実はこのカボチャ、飾りとしてだけでなく、これからの季節の体づくりに欠かせない食材でもあるのです。
東洋医学では、カボチャは「脾(ひ)」=消化吸収を司る臓にやさしく、
「気(=生命エネルギー)」を補ってくれる性質を持つとされています。
つまり、カボチャは“疲れを感じやすい季節の変わり目に、元気をつくってくれる食材”なのです。
さらに、カボチャは体を温める性質(温性)を持っています。
冷えやすい手足、寒さでこわばる肩や背中に悩む方にもぴったり。
自然の甘みがあるので胃腸にもやさしく、消化を助けながらエネルギーをしっかり補ってくれます。
「なんだか元気が出ない」「朝起きても体が重い」そんなときは、
カボチャのスープや煮物でお腹を温めてみてください。
冷えによる不調は、体の“巡り”が滞っているサイン。
温かい食事で血流を促すことで、気の流れも自然と整っていきます。
ハロウィンのオレンジ色には、“陽”のエネルギーが宿るとも言われています。
カボチャの鮮やかな色を食卓に取り入れるだけで、目からも元気をもらえそうですね。
冷えが深まるこれからの時期、
お腹を温め、気を満たすことが冬を元気に過ごす第一歩。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂では、
鍼灸とお腹のケア(按腹)で、内側からの“あたためる力”をサポートしています。
食卓ではカボチャで体を整え、施術では巡りを整える。
そんな2つの「温もり」で、冷えに負けない秋の終わりを迎えていきましょう。

11月も目前の今、朝晩の風に冷たさを感じるようになってきましたね。
気温が下がると、手足が冷えやすくなったり、肩がすくんで呼吸が浅くなったり。
そんなとき、心も体もふっとゆるめてくれるのが「お茶で温める時間」です。
◯体を温める紅茶
東洋医学では、発酵の進んだお茶ほど“体を温める力”が強いとされています。
緑茶や烏龍茶もいいですが、秋から冬におすすめなのは、しっかり発酵された紅茶。
特に日本でつくられる和紅茶は、やわらかな甘みと優しい香りで、体の奥からほっと温めてくれます。
◯癒す力
和紅茶は、渋みが少なくカフェイン量も控えめ。
「夜でも安心して飲める紅茶」として、疲れた日の一杯にぴったりです。
胃に刺激が少ないので、冷え性や胃腸が弱りやすい方にもおすすめ。
“あたためる”だけでなく、“癒す”力があるのが和紅茶の魅力です。
◯ちょっとした一工夫
飲み方の工夫で、さらに体を整えることもできます。
お腹の冷えが気になる日は、すりおろし生姜を少し加えて「ジンジャーティー」に。
甘みが欲しいときは、黒糖を少し入れると血行促進効果も期待できます。
湯気をゆっくり吸い込みながら深呼吸すると、胸まわりの緊張もゆるみ、気持ちがふっと軽くなりますよ。
◯一息いれて温まる時間を
日々忙しく過ごす中でも、「一杯のお茶で自分をいたわる時間」を。
紅茶の香りに包まれる数分が、1日の疲れをリセットしてくれます。
冷えやだるさを感じたら、体を温めるケアを早めに始めましょう。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂では、冷えによる不調を整える鍼灸・按腹(お腹のマッサージ)を行っています。
和紅茶で内から温め、鍼灸で巡りを整えることで、冷えに負けない穏やかな秋を過ごしていきましょう。
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中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4
第2チャイルドシティ107
中央林間駅から徒歩4分
ご相談、ご予約は公式LINEまで!
お気軽にお声掛けください♪

こんにちは。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂です。
ここ最近は秋らしく、空気が澄んで気持ちの良い季節になりましたね。
ただ、今日のように風が強い日は、体の表面から熱や潤いが奪われやすく、気づかないうちに“冷えと乾燥”が進んでいることがあります。
「まだそれほど寒くないし」と軽めの服装で出かけると、首筋や背中から冷えが入り込み、夜に肩がこる、頭が重い、のどがいがらっぽい…なんてことも。
この“風による影響”は、東洋医学では「風邪(ふうじゃ)」と呼ばれ、季節の変わり目に体を乱す原因のひとつとされています。
さらに今の時期は、空気の乾燥による「燥邪(そうじゃ)」も加わり、肌のかさつきや空咳、便秘など“潤い不足”のサインも出やすくなります。
つまり秋は、「冷えて乾く」季節。体の外側も内側も、じんわり守ってあげることが大切なんです。
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🍁冷えと乾燥から身を守る3つの習慣
① 首・手首・足首を冷やさない
いわゆる「3つの首」は、冷えの入口。
外出時はストールや靴下で温かさをキープしましょう。特に風の強い日は、首筋に風を通さないだけでも体の疲れ方が違ってきます。
② 湯船につかる時間を少し長めに
38〜40℃くらいのぬるめのお湯で10〜15分。
お風呂上がりの“ぽかぽか”が続くことで、自律神経が整い、眠りも深くなります。シャワーだけではもったいない季節です。
③ 「白い食材」で体に潤いを
東洋医学では、肺の働きを助けるのは「白」の食材。
大根・れんこん・長ねぎ・はちみつ・白ごまなどは、乾燥対策にぴったりです。スープや煮物で優しく取り入れてみてください。
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風が強い日は、体が思った以上に疲れています。
肩や背中がこわばる前に、少し体を温めて、深呼吸してみましょう。
つゆき按腹堂では、季節ごとの変化に合わせた鍼灸と按腹(お腹のマッサージ)で、冷えや乾燥に負けない体づくりをお手伝いしています。
お気軽に【公式LINE】からご相談くださいね🍵

10月も終わりに近づき、朝晩はぐっと冷えるようになりましたね。
この時期になると、少しずつ耳にするようになるのが「インフルエンザ」という言葉。
体調管理に気をつけていても、職場や家庭などで感染リスクが高まる季節です。
東洋医学では、ウイルスに負けないためには「正気(せいき)」と呼ばれる体のエネルギーを保つことが大切だと考えます。
この正気は、体をしっかり温め、巡りを良くすることで高められます。冷えや疲れ、ストレスでエネルギーが落ちていると、ウイルスの侵入を許してしまうのです。
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🌿免疫力を支える“3つの温めポイント”
1. 首を冷やさない
首には太い血管が通っており、ここが冷えると全身が冷たくなります。
マフラーやストールで「喉・うなじ」をしっかり守りましょう。
2. お腹を温める
胃腸の調子が乱れると、免疫細胞の働きも低下してしまいます。
「カイロをおへその下に貼る」「温かい白湯を飲む」など、内臓を冷やさないことが大切です。
3. 足首を守る
足元の冷えは体全体の血流を悪くし、巡りを停滞させます。
靴下を重ねる、夜は足湯をするなど、足元ケアを丁寧にしてみてください。
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🌸鍼灸で整える“体のバリア”
鍼灸では、「風門(ふうもん)」というツボを使って風邪の侵入を防ぐケアを行います。
肩甲骨のあたりにあるツボで、ここを温めることで免疫力を高め、体のバリア機能を整えていきます。
また、全身の血流を促して自律神経のバランスを整えることで、「寝不足や疲れからくる体の弱り」もサポートできます。
疲れが抜けにくい方、季節の変わり目に風邪をひきやすい方は、鍼灸で“体の防御力”を底上げするのもおすすめです。
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☕おわりに
インフルエンザ対策というとマスクや手洗いを思い浮かべますが、
実は“自分の体を整えること”も、とても大切な予防法です。
体の冷えを取って、温かい食事と深い呼吸で、内側から強く。
寒さが深まる前に、今から少しずつ整えていきましょう🌿
朝晩がぐっと冷え込むようになりましたね。
「ついこの前まで半袖だったのに…」と、服装選びに迷う日も多いのではないでしょうか。
こうした季節の変わり目は、体が気温の変化についていけず、冷えを感じやすくなります。
たとえるなら、真夏仕様の“冷房モード”のままの身体が、急に“暖房モード”に切り替わるようなもの。
自律神経がバランスを取り戻そうと頑張る時期でもあります。
そのため、「朝起きたら肩がこっている」「なんだかお腹が重い」「足が冷えて眠れない」など、
さまざまなサインが現れやすいのです。
冷えの影響を受けやすいのは、血流が集まりにくい“首・手首・足首”などの細い部分。
この三つの首を温めるだけでも、全身の巡りが整いやすくなります。
外出時はストールや靴下、寝る前には手首を温かいお湯でさっと洗ってあげるのもおすすめです。
また、身体の内側からの温めも大切です。
冷たい飲み物を控えて、朝の白湯や生姜湯を習慣にしてみましょう。
一口飲むたびに、胃の奥がほっとするような感覚が広がり、体の中心からじんわり温まります。
お腹まわりの冷えもこの季節の要注意ポイント。
腹巻きやカイロで温めるのはもちろんですが、座っている時間が長い方は、
ときどき姿勢を変えたり、腰を軽く回したりして血流を滞らせないようにしましょう。
「最近、肩が重くて眠りも浅い…」そんなときは、冷えから血の巡りが滞っているサインかもしれません。
鍼灸では、ツボを刺激して自律神経の働きを整え、身体の内側から温めるケアも行っています。
冷えやすい方こそ、早めの対策をしておくことで、秋から冬を心地よく過ごせますよ。
体を温めることは、心をほぐすことにもつながります。
小さな「温かさ」を積み重ねて、この季節の変わり目をゆるやかに乗り切っていきましょう。

皆様、こんにちは。
つゆき按腹堂です!
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます😊
◎ 秋のむくみ、感じていませんか?
10月下旬、朝晩がぐっと冷えてきましたね。
この時期、「夕方になると足がパンパン」「ブーツがきつい…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実はこの“むくみ”、秋特有の冷えと乾燥、そして長時間のデスクワークによる血流の滞りが関係しています。
◯ 東洋医学から見た秋と「水の巡り」
秋は“肺”と“大腸”の働きが弱まりやすい季節。
この2つの臓は、実は「体の水分調整」と深く関係しています。
肺が潤いを保てず、大腸の働きが落ちると、
体の中の“巡り”が滞って、むくみやすくなってしまうんです。
◯ むくみケアにおすすめの秋野菜
・れんこん:肺を潤し、体の中の“余分な熱”を鎮めます。冷えと乾燥両方のケアに◎
・さつまいも:胃腸を元気にして水分代謝をサポート。甘みでリラックス効果も。
・かぼちゃ:血の巡りをよくし、足先の冷えにもぴったり。
・しょうが(秋収穫の新しょうが):体を温め、冷えによるむくみの予防に。
→ 生よりも「蒸す・煮る」といった温かい調理法で、体の中からぽかぽかに。
◯ 日中のちょっとしたセルフケア
デスクワーク中も、
・ふくらはぎを軽く上下に動かす
・座りながら足首をぐるぐる回す
・お茶代わりに温かい白湯を飲む
これだけで血流が整い、足の重だるさが軽くなります。
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◎ 食欲の秋に食べて整えるを考えよう
季節の変わり目こそ、“食べながら整える”のがいちばん自然なセルフケアです。
旬の野菜で内側から、ちょっとした動きで外側から。
身体の巡りを整えて、軽やかな秋を過ごしていきましょう🍂
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中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4
第2チャイルドシティ107
夕方には足がパンパンで靴を履くのがキツイ…
足が何か一枚覆っているような感覚で気持ち悪い…
もっと足が細くなって美脚になりたい…
そんなお悩みの方は公式LINEからご連絡お待ちしております♪
前回お話ししたように、「冷え」はお腹の中、つまり体の“芯”から始まることが多いものです。
お腹が冷えると、胃腸の働きが弱まり、血の巡りや気の流れが滞ってしまいます。
すると、手足が冷えるだけでなく、肩こり・便秘・疲労感・不眠などにもつながることがあります。
今日はそんな「お腹の冷え」を自分で整える、やさしいセルフケアをいくつかご紹介します。
ん
1. お腹を「手」で温める時間をつくる
まずおすすめしたいのが、手のひらでお腹を包むように温めること。
両手を軽く重ねておへその下(丹田と呼ばれる場所)にあて、
呼吸に合わせて、ゆっくりとお腹の奥に意識を向けていきます。
ポイントは「お腹を動かそう」とするのではなく、
“手のぬくもりが伝わるのを感じる”ようにすること。
1~2分でも、じんわり温まるのを感じられると思います。
お風呂上がりや寝る前など、体が緩んでいる時間帯に行うのが効果的です。
2. やさしい腹式呼吸で内側を動かす
冷えやすい方は、呼吸が浅くなっていることが多いです。
深く息を吸ってお腹をふくらませ、
ゆっくり吐きながらお腹をへこませる「腹式呼吸」を行いましょう。
横隔膜が上下に動くことで、下にある胃腸がほどよく刺激され、
血流がよくなり、内臓の働きが整っていきます。
気持ちが落ち着くリラックス効果もあるので、眠る前にもおすすめです。
3. 「関元(かんげん)」へのお灸・カイロ
おへそから指4本分下にある「関元」は、体を温める力の中心とされるツボです。
ここをお灸や低温のカイロで温めると、全身のめぐりが良くなります。
お灸を自宅で使う際は、最初は温度が穏やかなものから始め、
刺激が強すぎないように注意しましょう。
4. 食事で“お腹の火”を消さない
冷たい飲み物や生野菜を控えめにし、
スープや煮物など“温かい調理”を中心にすると、
内側からお腹を守ることができます。
特に生姜やねぎ、かぼちゃなど、香りのある野菜は体をじんわり温めてくれます。
秋から冬にかけては、外気だけでなく「内側の冷え」にも気づいてあげることが大切です。
お腹を温めることは、体だけでなく心をゆるめる第一歩。
「なんだか今日、疲れたな」と思った時こそ、
お腹に手をあてて、ほっと一息ついてみてくださいね
皆様、こんにちは!つゆき按腹堂です。
朝晩の空気がひんやりしてきましたね。
外の寒さを感じる前に、実は体の内側、特にお腹まわりが冷えている方が増えています。
冷えは手足の先からやってくるイメージがありますが、東洋医学では「冷えの根っこはお腹にある」と考えます。
お腹の中には、消化を担う胃腸のほか、血液を全身に巡らせるためのエネルギーを作り出す「気」の中心がある場所。
ここが冷えてしまうと、体をあたためる力そのものが弱まり、手足や肩、腰など“離れた場所”にも冷えやこりが広がっていくのです。
◯冷えると「気」が巡らない
東洋医学では、「冷え=気の滞り」と捉えます。
お腹が冷えることで胃腸の働きが鈍り、消化吸収が落ちるとエネルギーを作る力が低下。
結果として、体の中で温める力が弱まり、さらに冷えが強くなるという悪循環に。
特にこの季節は、冷たい飲み物や生野菜を続けて摂ってきた夏の名残で、
お腹の中が“冷え疲れ”を起こしている方も多いです。
気づかないうちに「体の芯が冷たい」「お腹を触るとひんやりする」ということもあります。
◯冷えは心にも影響する?
冷えによってお腹がこわばると、呼吸が浅くなり、
リラックスを司る副交感神経の働きが低下します。
そのため「なんだか落ち着かない」「眠りが浅い」と感じるのも、
実はお腹の冷えが一因になっていることも。
「お腹があたたまる=安心する」という感覚には、
心と体がつながっている証拠が隠れています。
◯鍼灸で“お腹の芯”から温める
鍼灸では、お腹のツボを使って“気血”の流れを整え、
体の内側からじんわりと温めていきます。
特に「気海(きかい)」「関元(かんげん)」といったツボは、
生命エネルギーを高める要となる部分。
ここをやさしく温めることで、冷えに負けない体づくりができます。
朝晩の冷え込みが強くなるこれからの季節、
手足よりもまず“お腹をあたためる”意識を持ってみてください。
体の中心が温まると、心までほっと緩むのを感じられると思います。
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次回は、この続きとして
「冷えをやわらげるお腹まわりのセルフケア」や「お灸の活用法」について
やさしく実践できる方法をご紹介していきますね。
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中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
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