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こんにちは。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂です。
前回は、
「ストレスが続くと、なぜ胃が痛くなりやすいのか」
というお話をしました。
胃腸は自律神経の影響を強く受け、緊張や我慢が続くことで、ギュッと固まりやすい臓器です。
今回は、そんな緊張しがちな胃を、そっと緩めるセルフケアをお伝えします。
■ まずは呼吸で胃にスペースをつくる
胃がキリキリするとき、多くの方は呼吸が浅くなっています。
忙しい時ほど、無意識に息を止めたり、胸だけで呼吸してしまいがちです。
まずは椅子に座るか、横になって、お腹に手を当ててみてください。
・鼻からゆっくり息を吸う
・お腹がふわっと膨らむのを感じる
・口から細く長く吐く
これを3〜5回繰り返すだけでも、胃のまわりに少し余白が生まれてきます。
■ お腹を「さする」だけでも十分です
強く揉む必要はありません。
手のひらを温めて、みぞおちからおへその周りを、「お疲れさま」と声をかけるように、ゆっくり円を描くようにさすってみましょう。
例えるなら、張りつめた毛糸をほどいていくようなイメージです。
それだけでも、胃腸と自律神経は「安心した」と感じてくれます。
■ 温かさは、胃の緊張をゆるめる近道
ストレスが強いときほど、
胃の血流は低下しやすくなります。
・白湯
・カフェインの少ない温かいお茶
・スープ
などを味わうことを意識して、ゆっくり飲んでみてください。
流し込むのではなく、一口ずつ「温かいな」と感じることがポイントです。
■ がんばりすぎないことも、立派なケア
「ちゃんとやらなきゃ」
「休んだらいけない」
そんな気持ちが強い方ほど、胃は無理をして働き続けています。
何かを足すケアだけでなく、
・少しペースを落とす
・今日は早めに休む
・考える時間を減らす
こうした選択も、胃にとっては大切なセルフケアです。
■ 一人で抱え込まなくて大丈夫です
つゆき按腹堂では、ストレスによる胃腸の不調に対して、按腹や鍼灸を通して、体の内側から緩めていきます。
「胃がゆるむと、気持ちまで軽くなる」
そんな感覚を味わっていただけたら嬉しいです。
つらさが続くときは、どうぞ一人で抱え込まず、ご相談くださいね。
📍中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂
(中央林間駅 徒歩4分)
📱 公式LINEからいつでもご相談いただけます。
⇨施術の事やお悩みの症状について、何でもお話しください。
こんにちは。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂です。
年末に向けて少しずつ忙しさが増してくるこの時期、
「胃がキリキリ痛む」「なんとなく胃が重たい」
そんな方、いらっしゃいませんか?
食べ過ぎた覚えはないのに、空腹でも痛む。
病院で検査をしても「特に異常なし」。
それでもつらさが続く場合、ストレスと胃腸の関係が関わっていることが少なくありません。
◯胃腸は“気持ち”にとても正直な臓器
東洋医学でも、西洋医学でも共通して言われているのが、胃腸は自律神経の影響を強く受けるということです。
緊張したり、我慢が続いたり、
「ちゃんとしなきゃ」「急がなきゃ」と
気を張っている状態が続くと、体は自然と交感神経が優位になります。
これは例えるなら、ずっとアクセルを踏みっぱなしで走っている車のような状態。
すると、消化や吸収を担当する胃腸は後回しにされ、動きが鈍くなったり、キュッと縮こまったような感覚が出やすくなるのです。
◯ 冬・年末は胃が疲れやすい条件がそろっています
この時期は特に、
・寒さによる血流の低下
・年末に向けた予定の増加
・気持ちの切り替えが追いつかない忙しさ
などが重なりやすく、自分では「まだ大丈夫」と思っていても、胃腸は先にサインを出してくれることがあります。
胃のキリキリ感や重さは、
「少し立ち止まってほしい」という
体からのメッセージかもしれません。
◯ 「気のせい」ではなく、体の反応
ストレスによる胃の不調は、決して気のせいではありません。
心と体は別々ではなく、心の緊張はそのまま体の緊張として表れます。
特に胃は、
・考えすぎ
・我慢
・気遣い
こうした積み重ねをとても敏感に感じ取る場所です。
◎胃をゆるめるには、まず“安心”が大切
つゆき按腹堂では、こうしたストレス由来の胃腸の不調に対して、鍼灸や按腹(お腹のケア)を通して、自律神経と内臓の緊張をやさしく緩めるお手伝いをしています。
「胃がホッとした」
「呼吸がしやすくなった」
そんな感覚を取り戻す方も少なくありません。
◯今回は、なぜストレスで胃がつらくなるのかその背景を中心にお話ししました。
次回は、ご自宅でもできる【胃をいたわるセルフケア】について、無理なく続けられる方法をご紹介していきますね。
📍 中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂(中央林間駅 徒歩4分)
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こんにちは、つゆき按腹堂です。
空気がぐっと乾いて、肌だけでなく喉や胃腸までカサつきやすい季節になってきましたね。
今日は、この時期にぜひ取り入れてほしい白菜について、薬膳の視点からお話ししていきます。
◯ 冬の乾燥にうるおいを与える、やさしい食材「白菜」
薬膳では、白菜は
「体に潤いを与える」「乾きを和らげる」「余分な熱を冷ます」
とされ、冬の乾燥トラブルにぴったりの食材です。
実際に、
・喉が乾きやすい
・肌のカサつき
・便秘
・軽い風邪のひき始め
こうした症状のケアにも役立つ、やさしい冬の味方です。
● ただし生は身体を冷やしやすい時期。冬は「火を通す」
生の白菜は体を冷やす性質があります。
特に冬は外の寒さで身体が冷えやすく、胃腸も負担を受けがち。
この時期はぜひ、
煮る・蒸す・炒めるなど、火を通して食べるのがオススメ。
火を入れることで、
・消化しやすくなる
・身体を冷やさない
・甘みが増してリラックス効果も◎
と、いいことがたくさんあります。
◯ 汁まで飲めて“潤い補給”になる、白菜スープが最強
白菜の良さをしっかり取り入れたい方にオススメなのが、
白菜をくたっと煮たあったかスープ。
白菜は煮込むと甘みと旨みがよく出るので、
スープにすると栄養も丸ごといただけます。
・味噌汁
・中華スープ
・生姜を入れたポカポカスープ
・鶏肉やきのこと合わせて滋養強化
これらは、乾燥しやすい冬の胃腸にしみわたるような優しさがあります。
温かい汁物を飲むことで、
固まりがちな内臓を温め、巡りも整いやすくなりますよ。
◯ 冬はうるおいケアが健康のカギ
冬の不調の多くは、
「乾燥」と「冷え」のダブルパンチから始まります。
白菜のように
身体に潤いを与えつつ、スープで内側から温める
という組み合わせは、体調を崩しやすい冬の定番ケアとしてとても優秀。
食卓にひとつ取り入れるだけで、体がふわっと楽になります。
◯ 胃腸の弱りや乾燥は、鍼や按腹で整えることもできます
「最近胃腸が弱い気がする」
「冬は便秘や冷えがひどくなる」
そんなお悩みが続くときは、身体の内側の巡りを整えることが大切です。
つゆき按腹堂では、
按腹(お腹ケア)や鍼灸で胃腸の働きを高める施術 を行っています。
食事と合わせることで、より冬に負けない身体づくりができますよ。
📍 中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂(中央林間駅 徒歩4分)
📱 公式LINEからいつでもご相談いただけます。
⇨施術の事やお悩みの症状について、何でもお話しください。
冬の乾燥に負けない身体づくりに、ぜひ白菜を取り入れてみてくださいね。
今日もあたたかく、穏やかな一日になりますように。

こんにちは。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂です。
いよいよ忘年会にクリスマス、お正月と、
食べる機会がぐっと増えるシーズンが近づいてきましたね。
「最近ちょっと胃腸が重い…」
「年末年始に向けて整えておきたい…」
という方も多いのではないでしょうか。
前回は “足三里のお灸” で胃腸を元気にする方法をご紹介しましたが、
今回はもうひとつ、とても手軽で効果の高いセルフケアをご紹介します。
ー
◯ それは… “一口30回噛む” だけ
実は、噛む回数を増やすことは
東洋医学でも現代医学でも「胃腸に負担をかけない食べ方」として推奨されています。
よく噛む=胃腸がゆっくり働ける環境をつくる
これだけで胃の負担はぐっと軽くなります。
年末年始のご馳走前に、身体の土台を整えておくための
とても優しい習慣です。
ー
◎ 一口30回のメリットはこんなにたくさん
1、 胃腸に仕事が溜まりにくい
噛むことで食べものが細かくなり、胃の消化の負担が激減します。
「重たい」「もたれる」を予防しやすくなります。
2、 満腹感が出やすく、食べすぎ防止に
ゆっくり食べることで、脳が“満腹”を感じるタイミングに追いついてきます。
忘年会シーズンの救世主ですね。
3、 血糖値の急上昇を抑え、疲れにくくなる
急激な血糖値の変動は“どっと疲れる原因”になります。
よく噛むことで身体の負担をやわらげ、だるさを防いでくれます。
4、 自律神経が整いやすくなる
「噛む」という動作は副交感神経を優位にし、
心が落ち着くリラックス効果もあります。
年末のバタバタにも◎。
ー
◯ 今日からすぐ始められるコツ
・最初のひと口だけでも “30回”
・口に入れたまま次のひと口を入れない
・固めの食材(根菜・きのこ)を一品加える
・5分長く食事時間をとるつもりで
「全部30回は無理…」という方は、
まずは“最初のひと口だけ30回”からでOKです。
続けるほど胃腸の働きがやさしく整い、
食べ過ぎ・飲み過ぎによるダメージを受けにくくなります。
ー
◎中央林間で胃腸を整えたい方へ
つゆき按腹堂では、
胃腸の弱り・食欲不振・冷えに寄り添った施術を行っています。
「忘年会が続く前に整えたい」
「胃腸が疲れやすい」
と感じる方は、お早めにケアするのがおすすめです。
心よりお待ちしております!
ー
中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4
第2チャイルドシティ107
中央林間駅から徒歩4分

こんにちは。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂です。
12月に入り、
そろそろ忘年会シーズンの気配がしてきましたね。
「今年はちょっと胃腸が弱ってるな…」
「飲み会続きになりそうで不安…」
そんな声もちらほら聞こえてきます。
そこで今こそ整えておきたい“胃腸の元気”のお話です。
ー
◯なぜ忘年会前に胃腸ケアが必要なの?
冬は冷えと乾燥で、内臓がぐっと負担を受けやすい時期。
そこに食べ過ぎ・飲み過ぎが重なると…
・胃もたれ
・食欲の低下
・なんとなく疲れやすい
・眠りが浅い
といった不調が出やすくなります。
特に今年は寒暖差も大きく、
胃腸が揺らぎやすい方が多いのではないでしょうか?
ー
◎そんな時におすすめなのが “足三里(あしさんり)”
足三里は、古くから
「胃腸のツボ」「元気のツボ」 として有名です。
場所は、膝のお皿の外側のくぼみから指4本分ほど下にあります。
東洋医学では、足三里は
疲れた胃腸にスッと火を入れるように、消化力を底上げするツボと考えられています。
ー
◯足三里にお灸をすると、どんな変化が?
・食欲不振が落ち着きやすくなる
・胃の「重さ」がすっと抜ける
・身体が温まり、巡りが良くなる
・疲れにくくなる
・飲みすぎ・食べすぎのダメージが軽くなる
特に忘年会シーズンは「予防」として数日前から続けるのがとても効果的です。
ー
◯お灸が苦手な方は、温めるだけでもOK
「お灸って熱そう…」「怖い…」という方は、
無理をしなくて大丈夫です。
・ドライヤーで20〜30秒あてる
・湯たんぽやカイロを軽くあてる
・足湯でふくらはぎまで温める
など、“足三里を冷やさない”だけでも
胃腸はぐっと楽になります。
※低温火傷には十分ご注意くださいね。
お灸の場合すぐ近くに灰皿を用意しておくと安心です。
ー
◎中央林間で胃腸の不調が気になる方へ
つゆき按腹堂では、
胃腸の弱り・疲れ・冷えに合わせてツボを選び、
お身体全体の巡りを整える施術を行っています。
「最近胃腸が疲れてるかも…」
「忘年会が続く前に整えたい!」
そんな方は、気軽にお越しください!
ー
中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4
第2チャイルドシティ107
中央林間駅から徒歩4分

こんにちは。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂です。
体が縮こまり、固まりがち冬は胃腸の動きも悪くなる方がいらっしゃいます。
そんな体をやさしく助けてくれる果物、旬のりんごについてお話していきます。
ー
◯りんごは胃腸の味方。食欲不振にも◎
東洋医学でも、りんごは
「脾胃(ひい)=胃腸を整える果物」
とされ、弱ったお腹にやさしい食べ物といわれています。
りんごに含まれる
・ペクチン(食物繊維) → 消化を助ける
・クエン酸 → 食欲不振の回復
・ビタミンC → 冬の乾燥対策にも
といった働きが、冬のお腹にぴったり。
食欲が落ちている時や、なんとなく胃が重い日に、りんごはとても心強い味方です。
ー
◯冷えが強い方は「焼きりんご」や「コンポート」に
冬になると、
「生の果物を食べると体が冷える気がする…」
という方も多いですよね。
そんな時は、
りんごに火を通して“温かいフルーツ”にしてあげるのがおすすめ。
特に
・ 焼きりんご
・ りんごのコンポート
・ りんごを少し煮て、ヨーグルトに添える
などは、胃腸にとてもやさしく、身体を冷やしません。
温めることでペクチンがより柔らかくなり、消化がさらにスムーズになります。
冷えやすい女性や、普段からお腹が弱い方にもぴったりです。
ー
◯冬の食養生は“冷やさない”が基本です
中央林間でも、最近は気温差が大きく、冷えによる肩こり・首こり・胃腸疲れが増えています。
冬のお腹は、
・冷え
・ストレス
・不規則な食事
の影響を特に受けやすいもの。
そのため、食材は
「温かくして食べる」
というひと工夫が、季節の不調を大きく左右します。
温かいスープ、ゆっくり湯船につかる、軽いストレッチなどとあわせて、
“焼きりんご”を冬の習慣にするのもおすすめです。
ー
◯胃腸が弱い方や冷えが気になる方へ
りんごは手軽で食べやすく、冬のお腹にやさしい果物。
お家でも取り入れやすいセルフケアのひとつです。
もし、
「胃腸の疲れが続く」
「冷えからくる不調が増えている」
と感じている方は、鍼灸や按腹(お腹のケア)で体を整えてあげると、冬の不調がぐっと軽くなります。
中央林間で胃腸ケアや冷えのお悩みがある方は、
どうぞお気軽にご相談ください。
中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4
第2チャイルドシティ107
中央林間駅から徒歩4分
皆様、いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
つゆき按腹堂です!
朝晩がひんやりと感じる季節になりましたね。
この時期、「風邪をひきやすくなった」「疲れが取れにくい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな時こそ見直したいのが、“免疫力”を支える土台、胃腸です。
実は、体の免疫細胞のうちおよそ7〜9割が腸に存在していると言われています。
腸は体の中の「免疫の司令塔」。しっかり働いていると、外から入るウイルスや細菌に負けにくい体を保てます。
けれど、冷たい飲み物やストレス、不規則な生活が続くと、腸の動きが鈍り、免疫力も下がりやすくなります。
そんなときにおすすめなのが、按腹(あんぷく)です!
お腹のマッサージのことで、おへそを中心に、時計回りに手のひらでゆっくり“の”の字を描くようにさすってみてください。
これだけでもお腹の奥が刺激され、温まり、血流がよくなっていきます。
当院で行う専門的な按腹では、さらにツボを捉えて“気と血”の流れを整えることで、冷えや食欲不振、便秘といった不調の改善にもつながります。
また、毎朝の白湯をゆっくり一杯飲むことも、胃腸を優しく目覚めさせる良い習慣です。
体の中心が温まると自然と気持ちもほぐれ、穏やかに一日を始められます。
胃腸が元気になると、体だけでなく心にもエネルギーが巡ります。
この秋冬を健やかに過ごすために、ぜひ「お腹を温める暮らし」を意識してみてください🍵
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中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4
第2チャイルドシティ107
中央林間駅から徒歩4分
前回お話ししたように、「冷え」はお腹の中、つまり体の“芯”から始まることが多いものです。
お腹が冷えると、胃腸の働きが弱まり、血の巡りや気の流れが滞ってしまいます。
すると、手足が冷えるだけでなく、肩こり・便秘・疲労感・不眠などにもつながることがあります。
今日はそんな「お腹の冷え」を自分で整える、やさしいセルフケアをいくつかご紹介します。
ん
1. お腹を「手」で温める時間をつくる
まずおすすめしたいのが、手のひらでお腹を包むように温めること。
両手を軽く重ねておへその下(丹田と呼ばれる場所)にあて、
呼吸に合わせて、ゆっくりとお腹の奥に意識を向けていきます。
ポイントは「お腹を動かそう」とするのではなく、
“手のぬくもりが伝わるのを感じる”ようにすること。
1~2分でも、じんわり温まるのを感じられると思います。
お風呂上がりや寝る前など、体が緩んでいる時間帯に行うのが効果的です。
2. やさしい腹式呼吸で内側を動かす
冷えやすい方は、呼吸が浅くなっていることが多いです。
深く息を吸ってお腹をふくらませ、
ゆっくり吐きながらお腹をへこませる「腹式呼吸」を行いましょう。
横隔膜が上下に動くことで、下にある胃腸がほどよく刺激され、
血流がよくなり、内臓の働きが整っていきます。
気持ちが落ち着くリラックス効果もあるので、眠る前にもおすすめです。
3. 「関元(かんげん)」へのお灸・カイロ
おへそから指4本分下にある「関元」は、体を温める力の中心とされるツボです。
ここをお灸や低温のカイロで温めると、全身のめぐりが良くなります。
お灸を自宅で使う際は、最初は温度が穏やかなものから始め、
刺激が強すぎないように注意しましょう。
4. 食事で“お腹の火”を消さない
冷たい飲み物や生野菜を控えめにし、
スープや煮物など“温かい調理”を中心にすると、
内側からお腹を守ることができます。
特に生姜やねぎ、かぼちゃなど、香りのある野菜は体をじんわり温めてくれます。
秋から冬にかけては、外気だけでなく「内側の冷え」にも気づいてあげることが大切です。
お腹を温めることは、体だけでなく心をゆるめる第一歩。
「なんだか今日、疲れたな」と思った時こそ、
お腹に手をあてて、ほっと一息ついてみてくださいね。
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中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4
第2チャイルドシティ107
中央林間駅から徒歩4分
皆様、こんにちは!つゆき按腹堂です。
朝晩の空気がひんやりしてきましたね。
外の寒さを感じる前に、実は体の内側、特にお腹まわりが冷えている方が増えています。
冷えは手足の先からやってくるイメージがありますが、東洋医学では「冷えの根っこはお腹にある」と考えます。
お腹の中には、消化を担う胃腸のほか、血液を全身に巡らせるためのエネルギーを作り出す「気」の中心がある場所。
ここが冷えてしまうと、体をあたためる力そのものが弱まり、手足や肩、腰など“離れた場所”にも冷えやこりが広がっていくのです。
◯冷えると「気」が巡らない
東洋医学では、「冷え=気の滞り」と捉えます。
お腹が冷えることで胃腸の働きが鈍り、消化吸収が落ちるとエネルギーを作る力が低下。
結果として、体の中で温める力が弱まり、さらに冷えが強くなるという悪循環に。
特にこの季節は、冷たい飲み物や生野菜を続けて摂ってきた夏の名残で、
お腹の中が“冷え疲れ”を起こしている方も多いです。
気づかないうちに「体の芯が冷たい」「お腹を触るとひんやりする」ということもあります。
◯冷えは心にも影響する?
冷えによってお腹がこわばると、呼吸が浅くなり、
リラックスを司る副交感神経の働きが低下します。
そのため「なんだか落ち着かない」「眠りが浅い」と感じるのも、
実はお腹の冷えが一因になっていることも。
「お腹があたたまる=安心する」という感覚には、
心と体がつながっている証拠が隠れています。
◯鍼灸で“お腹の芯”から温める
鍼灸では、お腹のツボを使って“気血”の流れを整え、
体の内側からじんわりと温めていきます。
特に「気海(きかい)」「関元(かんげん)」といったツボは、
生命エネルギーを高める要となる部分。
ここをやさしく温めることで、冷えに負けない体づくりができます。
朝晩の冷え込みが強くなるこれからの季節、
手足よりもまず“お腹をあたためる”意識を持ってみてください。
体の中心が温まると、心までほっと緩むのを感じられると思います。
ーーー
次回は、この続きとして
「冷えをやわらげるお腹まわりのセルフケア」や「お灸の活用法」について
やさしく実践できる方法をご紹介していきますね。
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中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
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LINEでのご相談も承っております。施術の事やお悩みの症状について、何でもお話しくださいね。
#首こり #肩こり #自律神経失調症 #眼精疲労
こんにちは。
中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂です。
秋の風が少しずつ涼しくなり、肌や喉の乾燥だけでなく、「なんだかお腹の動きが鈍いなぁ」と感じる方が増えてきます。
東洋医学では、秋は“肺”と“腸”が関わる季節といわれています。
空気が乾くように、体の中の潤いも減りやすく、
その影響で腸がカサつき、便が硬くなったり、出にくくなったり…。
というようなお話を前回させていただきました。
今日はそんな秋の便秘をやわらげる、
やさしいセルフケアをご紹介しますね🍵
☀️朝の白湯で、眠っていた腸を目覚めさせる
朝いちばんに飲むあたたかい白湯は、
お腹の中をゆっくりと温め、腸をやさしく起こしてくれます。
「おはよう」と声をかけるように、
少しずつ、ゆっくり飲んでみてくださいね。
冷えていたお腹がふんわりほぐれ、自然と動きやすくなっていきます。
🌿お腹を包むように「天枢(てんすう)」を押してみましょう
おへそから指3本分外側にある“天枢(てんすう)”というツボは、
腸の働きを整えるツボです。
お風呂上がりや寝る前に、両手でお腹を包み込みながら、
あたためるようにゆっくり円を描くように押してみてください。
無理に強く押すよりも、
「気持ちいいなぁ」と感じるくらいがちょうどいいです。
🧘♀️深呼吸でお腹の中もリズムを整える
忙しい日が続くと、呼吸が浅くなりがちです。
深く息を吸って、ゆっくり吐き出すと、
横隔膜の動きに合わせて腸も少しずつゆるみます。
お腹の奥が動くと、なんだか心も落ち着きますよね。
テレビを見ながら、寝る前の数分でもOKです🌙
🍐食卓に“潤い食材”をひとつ
秋の味覚には、腸をうるおす食材がたくさんあります。
梨、れんこん、長芋、はちみつ、白ごま…。
冷たいままよりも、温かいスープや煮物で取り入れると、
お腹がやさしく喜んでくれます。
乾燥が強くなる秋は、冷えとともに腸の動きも鈍くなりがち。
そんなときは、鍼灸でお腹や背中を温めるのもおすすめです。
中央林間の鍼灸・マッサージ院「つゆき按腹堂」では、
按腹(お腹のマッサージ)や鍼の刺激で腸の血流を整え、
“出したい時に出せる”自然なリズムを取り戻すお手伝いをしています🌿
あたたかく、やわらかいお腹で、秋を気持ちよく過ごしましょう🍂
ーーー
📍中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4
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