ブログ
朝晩の冷え込みが増えてきたこの季節。
「腰が重いな…」「最近冷えやすくなったかも」と感じていませんか?
前回お話したように、足元の冷えは腰痛の原因のひとつ。
冷えで血流が滞ると、腰まわりの筋肉がこわばりやすくなり、痛みや重だるさにつながります。
でも、少しの工夫で体は驚くほど変わるんです。
今日は、デスクワーク中やおうち時間にもできる簡単セルフケアを3つご紹介します。
⸻
① 足首くるくる体操で、血流を呼び戻す
足首を動かすことで、足先から心臓への血の巡りがスムーズになります。
やり方はとても簡単。
椅子に座ったまま、片足を少し浮かせて足首をゆっくり10回ほど回すだけ。
内回し・外回しの両方を行うのがおすすめです。
長時間動かない状態は、まるでホースの中に水がたまっているようなもの。
ときどき動かして、滞りをほどいてあげましょう。
⸻
② ふくらはぎを“なでる”だけでもOK
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど、血流を押し上げる大切な部分。
両手で包み込むように、下から上へゆっくりなで上げるだけでも十分です。
少し時間があれば、手のひらで軽くもみほぐしても◎
机の下でもできる動きなので、仕事の合間に取り入れてみてくださいね。
⸻
③ 寝る前の足湯で、1日の冷えをリセット
1日の終わりには、ぬるめのお湯(38〜40℃)で5〜10分の足湯を。
足元が温まると、全身の血流が整い、肩や腰のこわばりも和らぎます。
香りのある入浴剤やハーブティーを添えれば、リラックスタイムにもぴったりです。
⸻
🌿まとめ
冷え対策は、特別なことをするよりも「日々の積み重ね」が大切。
足元を温め、動かし、ほぐすことが腰を守る第一歩です。
中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂 では、
冷えからくる腰痛やむくみに対して、お腹から巡りを整える按腹施術や温灸ケアも行っています。
セルフケアとあわせて、身体の芯から温まる時間を過ごしてみてくださいね。
👉ご予約・ご相談は公式LINEからどうぞ。

冷え込みが強まり、「なんだか腰が重い」「長く座っていると腰がじんわり痛い」
そんなお悩みが増えてくる季節です。
実はその腰の不調、足元の冷えが関係しているかもしれません。
ー
◯「冷えは下から入る」ってどういうこと?
冷気は重く、下に溜まりやすい性質を持っています。
デスクワークなどで長時間座っていると、足先が冷えやすく、血液の流れが滞りがちに。
すると、腰まわりの筋肉や関節にも十分な血が届かなくなり、こわばりや痛みへとつながります。
まるで、ホースの先が冷えて水の流れが悪くなるようなイメージです。
冷えが“流れ”を止めてしまうのです。
ー
◯「足が冷たいのに上半身は熱い」その理由
足は冷たいのに、顔や背中がほてる…という方も少なくありません。
これは東洋医学で「上熱下寒(じょうねつかかん)」と呼ばれる状態。
体の熱が上半身にこもり、下半身が冷えているサインです。
このバランスの乱れは、自律神経やホルモンバランスにも影響し、
生理痛の悪化やむくみ、慢性的な疲労感につながることもあります。
ー
◯デスクワークの姿勢も“冷えの温床”
座りっぱなしの姿勢は、骨盤まわりの血流を滞らせやすいもの。
さらに、タイトな服装が重なると、
腰の深部までじんわりと冷えてしまいます。
「寒くない」と感じていても、筋肉の中は冷えて硬くなっていることも多いのです。
ー
◯まとめ
足元の冷えは、腰痛の“隠れた原因”。
血の巡りを妨げ、筋肉をこわばらせることで痛みを引き起こします。
まずは、冷えを意識して防ぐことが何よりの予防になります。
次回は、冷えによる腰の重だるさをやわらげるセルフケアをお伝えしますね。
ー
🌿冷えからくる腰の重さや痛みを感じている方は、
中央林間駅から徒歩4分の「中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂」へ。
鍼灸とマッサージで、冷えによる血流の滞りを整え、
体の深部からじんわり温める施術を行っています。
またお腹のマッサージでお腹周りを温め、表と裏で繋がる腰の巡りもよくします☺️
ご予約やご相談は、公式LINEからお気軽にどうぞ🍀

朝晩の冷え込みがぐっと強まり、早いもので明日が「立冬」ですね。
いよいよ冬の始まりです。気温の低下とともに体がこわばり、手足の冷えを感じやすくなるこの時期。
東洋医学では、冬は「腎(じん)」の働きが弱まりやすい季節とされています。
腎は“生命エネルギーの源”ともいえる臓で、体を温める力や免疫、ホルモンバランスにも深く関わっています。
そんな冬の入り口におすすめなのが、体の芯から温まる「鍋料理」です。
鍋は、水分・栄養・温かさを一度にとれる理想的な食事。材料を煮込むことで消化もしやすく、胃腸の働きを助けてくれます。
具材の選び方にも、ちょっとしたコツがあります。
根菜類の大根やにんじん、ごぼうは“気”を補い、体の中からポカポカに。
ねぎやしょうが、にらを加えると、血の巡りがよくなり、冷えを散らしてくれます。
そして、魚や鶏肉、豆腐などのたんぱく質は、腎を支える力の源。
出汁に黒酢を少し加えたり、しょうがをすりおろしたりするだけでも、温め効果が高まります。
寒い季節は、体が冷えるだけでなく、心も縮こまりやすくなるもの。
鍋を囲んで湯気を感じながら食べる時間は、体だけでなく心もほっと緩めてくれます。
外の寒さに備えるためにも、まずは食卓から温めていきましょう。
「体を温めることは、自分をいたわること」
冷えを感じる方は、首・お腹・足首を冷やさず、温かい食事で内側から巡りを整えていきましょう。
⸻
中央林間駅から徒歩4分の
中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂 では、
冷えや疲れ、不眠などの体調不良を“お腹から整える”施術を行っています。
冬の冷えや食欲不振が気になる方は、お気軽にご相談ください。
📍神奈川県大和市中央林間5-6-4 第2チャイルドシティ107
📱ご予約・お問い合わせは公式LINEからどうぞ。
11月に入り、朝晩の空気がぐっと冷たく感じられるようになりました。
日中との寒暖差が大きくなるこの時期は、体の「水のめぐり」が滞りやすく、
足のむくみや体の重だるさ、冷えなどを感じる方が増えてきます。
東洋医学では、体の中を流れる“水(すい)”の働きを「津液(しんえき)」と呼びます。
この津液は、血液とともに全身を潤し、体温を保ち、代謝を助ける大切な存在。
ところが冷えや疲れ、胃腸の弱りなどがあると、この流れが滞り、
水分がうまく循環しなくなって「むくみ」や「冷え」として現れてきます。
特に関係が深いのが「脾(ひ)=胃腸」と「腎(じん)=体の根っこを支える力」。
このふたつが弱ると、体の中の余分な水分が捌けず、
下半身の冷えや重だるさを引き起こしやすくなります。
今日はそんな「水のめぐり」を整えるためのツボを3つ、ご紹介します。
⸻
🌿1️⃣ 三陰交(さんいんこう)
足首の内くるぶしから指4本分上にあるツボ。
冷えやむくみに悩む方の味方です。
女性の体のバランスを整える働きもあり、巡りを良くして温かい体づくりを助けます。
🌿2️⃣ 太谿(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間にあるツボ。
「腎」の働きを高め、体の奥から温める力をサポートしてくれます。
冷えが強い方や疲れやすい方におすすめです。
🌿3️⃣ 水分(すいぶん)
おへその少し上にあるツボ。
お腹の巡りを整え、体内の水分バランスを整える働きがあります。
お腹を温めながら、ゆっくり息を吐きつつ押すとより効果的です。
⸻
ツボ押しのタイミングは、夜の入浴後など体が温まったときがおすすめ。
「1日頑張った自分の体にありがとう」と伝えるように、
優しく3〜5秒かけて押してみましょう。
また、白湯をゆっくり飲むことも、内側からの“流れ”を助けてくれます。
お腹がぽかぽかしてくるのを感じながら、少し深呼吸をするのも良いですね。
⸻
冷えもむくみも、体からの小さなサイン。
今のうちに巡りを整えておくことで、冬を元気に過ごす準備ができます🍵
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂では、
鍼灸や按腹(お腹のマッサージ)で内側からの巡りを整え、
冷えにくく、軽やかな体づくりをサポートしています。
冷えやむくみでお悩みの方は、ぜひLINEからお気軽にご相談ください🌿
11/1、朝晩の空気がぐっと冷たくなり、季節はいよいよ冬の入り口。
「肩が重い」「腰がだるい」と感じていませんか?
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂にも、最近そんなお悩みで来院される方が増えてきました。
日中はまだ暖かいのに、夜は冷え込む――。
この気温差が、体にとって小さなストレスになります。
冷えることで筋肉がぎゅっとこわばり、血流が滞ってしまうため、肩や腰の重だるさが出やすくなるのです。
たとえるなら、肩や腰は「体の中の小さなカイロ」。
ここが冷えると全身のぬくもりまで逃げてしまい、疲れやすくなってしまいます。
ですので、秋冬のケアは“温める”ことが基本です。
おすすめの温めポイントをいくつかご紹介しますね。
肩の重さが気になる方は、肩甲骨の間を意識して温めてみましょう。
ホットタオルを背中に当てたり、お風呂の湯気を感じながら深呼吸をするだけでも血の巡りがよくなります。
腰のだるさが出やすい方は、おしりの上(仙骨まわり)を温めるのが◎。
ここは冷えやすい部分で、血流がよくなると脚のむくみ予防にもつながります。
実際温めてみると、足の方までじんわりと温もりを感じ、心地よい眠気に誘われます。
さらに、お腹を温めるのも忘れずに。
カイロを下腹部に貼ったり、寝る前にお腹を手でやさしくさすることで、体の芯がぽかぽかしてきます。
冷えを感じたら、その瞬間がケアのはじめどき。
体を温めて血流を整えることで、自然と肩や腰の重だるさもやわらいできます。
それでも「冷えがとれにくい」「肩や腰がずっと重い」と感じるときは、
中央林間の鍼灸やマッサージで全身の巡りを整えるケアをおすすめします。
つゆき按腹堂では、お一人おひとりの体調や生活リズムに合わせて、
やさしく血流を促し、冷えの根本から整えていく施術を行っています。
日常の疲れをその日のうちに手放して、秋から冬へ、心地よく過ごしていきましょう!

皆様、ハッピーハロウィン!
少し前から街のあちこちでハロウィンのカボチャを見かけておりましたね。
実はこのカボチャ、飾りとしてだけでなく、これからの季節の体づくりに欠かせない食材でもあるのです。
東洋医学では、カボチャは「脾(ひ)」=消化吸収を司る臓にやさしく、
「気(=生命エネルギー)」を補ってくれる性質を持つとされています。
つまり、カボチャは“疲れを感じやすい季節の変わり目に、元気をつくってくれる食材”なのです。
さらに、カボチャは体を温める性質(温性)を持っています。
冷えやすい手足、寒さでこわばる肩や背中に悩む方にもぴったり。
自然の甘みがあるので胃腸にもやさしく、消化を助けながらエネルギーをしっかり補ってくれます。
「なんだか元気が出ない」「朝起きても体が重い」そんなときは、
カボチャのスープや煮物でお腹を温めてみてください。
冷えによる不調は、体の“巡り”が滞っているサイン。
温かい食事で血流を促すことで、気の流れも自然と整っていきます。
ハロウィンのオレンジ色には、“陽”のエネルギーが宿るとも言われています。
カボチャの鮮やかな色を食卓に取り入れるだけで、目からも元気をもらえそうですね。
冷えが深まるこれからの時期、
お腹を温め、気を満たすことが冬を元気に過ごす第一歩。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂では、
鍼灸とお腹のケア(按腹)で、内側からの“あたためる力”をサポートしています。
食卓ではカボチャで体を整え、施術では巡りを整える。
そんな2つの「温もり」で、冷えに負けない秋の終わりを迎えていきましょう。

11月も目前の今、朝晩の風に冷たさを感じるようになってきましたね。
気温が下がると、手足が冷えやすくなったり、肩がすくんで呼吸が浅くなったり。
そんなとき、心も体もふっとゆるめてくれるのが「お茶で温める時間」です。
◯体を温める紅茶
東洋医学では、発酵の進んだお茶ほど“体を温める力”が強いとされています。
緑茶や烏龍茶もいいですが、秋から冬におすすめなのは、しっかり発酵された紅茶。
特に日本でつくられる和紅茶は、やわらかな甘みと優しい香りで、体の奥からほっと温めてくれます。
◯癒す力
和紅茶は、渋みが少なくカフェイン量も控えめ。
「夜でも安心して飲める紅茶」として、疲れた日の一杯にぴったりです。
胃に刺激が少ないので、冷え性や胃腸が弱りやすい方にもおすすめ。
“あたためる”だけでなく、“癒す”力があるのが和紅茶の魅力です。
◯ちょっとした一工夫
飲み方の工夫で、さらに体を整えることもできます。
お腹の冷えが気になる日は、すりおろし生姜を少し加えて「ジンジャーティー」に。
甘みが欲しいときは、黒糖を少し入れると血行促進効果も期待できます。
湯気をゆっくり吸い込みながら深呼吸すると、胸まわりの緊張もゆるみ、気持ちがふっと軽くなりますよ。
◯一息いれて温まる時間を
日々忙しく過ごす中でも、「一杯のお茶で自分をいたわる時間」を。
紅茶の香りに包まれる数分が、1日の疲れをリセットしてくれます。
冷えやだるさを感じたら、体を温めるケアを早めに始めましょう。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂では、冷えによる不調を整える鍼灸・按腹(お腹のマッサージ)を行っています。
和紅茶で内から温め、鍼灸で巡りを整えることで、冷えに負けない穏やかな秋を過ごしていきましょう。
ーー
中央林間マッサージ鍼灸院 つゆき按腹堂
神奈川県大和市中央林間5-6-4
第2チャイルドシティ107
中央林間駅から徒歩4分
ご相談、ご予約は公式LINEまで!
お気軽にお声掛けください♪

こんにちは。
中央林間マッサージ鍼灸院つゆき按腹堂です。
ここ最近は秋らしく、空気が澄んで気持ちの良い季節になりましたね。
ただ、今日のように風が強い日は、体の表面から熱や潤いが奪われやすく、気づかないうちに“冷えと乾燥”が進んでいることがあります。
「まだそれほど寒くないし」と軽めの服装で出かけると、首筋や背中から冷えが入り込み、夜に肩がこる、頭が重い、のどがいがらっぽい…なんてことも。
この“風による影響”は、東洋医学では「風邪(ふうじゃ)」と呼ばれ、季節の変わり目に体を乱す原因のひとつとされています。
さらに今の時期は、空気の乾燥による「燥邪(そうじゃ)」も加わり、肌のかさつきや空咳、便秘など“潤い不足”のサインも出やすくなります。
つまり秋は、「冷えて乾く」季節。体の外側も内側も、じんわり守ってあげることが大切なんです。
⸻
🍁冷えと乾燥から身を守る3つの習慣
① 首・手首・足首を冷やさない
いわゆる「3つの首」は、冷えの入口。
外出時はストールや靴下で温かさをキープしましょう。特に風の強い日は、首筋に風を通さないだけでも体の疲れ方が違ってきます。
② 湯船につかる時間を少し長めに
38〜40℃くらいのぬるめのお湯で10〜15分。
お風呂上がりの“ぽかぽか”が続くことで、自律神経が整い、眠りも深くなります。シャワーだけではもったいない季節です。
③ 「白い食材」で体に潤いを
東洋医学では、肺の働きを助けるのは「白」の食材。
大根・れんこん・長ねぎ・はちみつ・白ごまなどは、乾燥対策にぴったりです。スープや煮物で優しく取り入れてみてください。
⸻
風が強い日は、体が思った以上に疲れています。
肩や背中がこわばる前に、少し体を温めて、深呼吸してみましょう。
つゆき按腹堂では、季節ごとの変化に合わせた鍼灸と按腹(お腹のマッサージ)で、冷えや乾燥に負けない体づくりをお手伝いしています。
お気軽に【公式LINE】からご相談くださいね🍵

10月も終わりに近づき、朝晩はぐっと冷えるようになりましたね。
この時期になると、少しずつ耳にするようになるのが「インフルエンザ」という言葉。
体調管理に気をつけていても、職場や家庭などで感染リスクが高まる季節です。
東洋医学では、ウイルスに負けないためには「正気(せいき)」と呼ばれる体のエネルギーを保つことが大切だと考えます。
この正気は、体をしっかり温め、巡りを良くすることで高められます。冷えや疲れ、ストレスでエネルギーが落ちていると、ウイルスの侵入を許してしまうのです。
⸻
🌿免疫力を支える“3つの温めポイント”
1. 首を冷やさない
首には太い血管が通っており、ここが冷えると全身が冷たくなります。
マフラーやストールで「喉・うなじ」をしっかり守りましょう。
2. お腹を温める
胃腸の調子が乱れると、免疫細胞の働きも低下してしまいます。
「カイロをおへその下に貼る」「温かい白湯を飲む」など、内臓を冷やさないことが大切です。
3. 足首を守る
足元の冷えは体全体の血流を悪くし、巡りを停滞させます。
靴下を重ねる、夜は足湯をするなど、足元ケアを丁寧にしてみてください。
⸻
🌸鍼灸で整える“体のバリア”
鍼灸では、「風門(ふうもん)」というツボを使って風邪の侵入を防ぐケアを行います。
肩甲骨のあたりにあるツボで、ここを温めることで免疫力を高め、体のバリア機能を整えていきます。
また、全身の血流を促して自律神経のバランスを整えることで、「寝不足や疲れからくる体の弱り」もサポートできます。
疲れが抜けにくい方、季節の変わり目に風邪をひきやすい方は、鍼灸で“体の防御力”を底上げするのもおすすめです。
⸻
☕おわりに
インフルエンザ対策というとマスクや手洗いを思い浮かべますが、
実は“自分の体を整えること”も、とても大切な予防法です。
体の冷えを取って、温かい食事と深い呼吸で、内側から強く。
寒さが深まる前に、今から少しずつ整えていきましょう🌿
朝晩がぐっと冷え込むようになりましたね。
「ついこの前まで半袖だったのに…」と、服装選びに迷う日も多いのではないでしょうか。
こうした季節の変わり目は、体が気温の変化についていけず、冷えを感じやすくなります。
たとえるなら、真夏仕様の“冷房モード”のままの身体が、急に“暖房モード”に切り替わるようなもの。
自律神経がバランスを取り戻そうと頑張る時期でもあります。
そのため、「朝起きたら肩がこっている」「なんだかお腹が重い」「足が冷えて眠れない」など、
さまざまなサインが現れやすいのです。
冷えの影響を受けやすいのは、血流が集まりにくい“首・手首・足首”などの細い部分。
この三つの首を温めるだけでも、全身の巡りが整いやすくなります。
外出時はストールや靴下、寝る前には手首を温かいお湯でさっと洗ってあげるのもおすすめです。
また、身体の内側からの温めも大切です。
冷たい飲み物を控えて、朝の白湯や生姜湯を習慣にしてみましょう。
一口飲むたびに、胃の奥がほっとするような感覚が広がり、体の中心からじんわり温まります。
お腹まわりの冷えもこの季節の要注意ポイント。
腹巻きやカイロで温めるのはもちろんですが、座っている時間が長い方は、
ときどき姿勢を変えたり、腰を軽く回したりして血流を滞らせないようにしましょう。
「最近、肩が重くて眠りも浅い…」そんなときは、冷えから血の巡りが滞っているサインかもしれません。
鍼灸では、ツボを刺激して自律神経の働きを整え、身体の内側から温めるケアも行っています。
冷えやすい方こそ、早めの対策をしておくことで、秋から冬を心地よく過ごせますよ。
体を温めることは、心をほぐすことにもつながります。
小さな「温かさ」を積み重ねて、この季節の変わり目をゆるやかに乗り切っていきましょう。









中央林間駅より徒歩4分

